topic 7
金型について
| topics | topic 1 | topic 2 | topic 3 | topic 4 | topic 5 | topic 6 | topic 7 |


金型について

射出成形法とは、 @プラスチック原料を加熱し  A可塑化した後金型内に高圧で注入し B金型内で固化した後取り出す加工法です。

前回成形不良について触れましたが、成形不良は「金型」が原因で生じることも少なくありません。
むしろ、「金型」によってその成形品の「品質・コスト・生産性」が決まるというほうが正しいでしょう。

たとえば、金型が原因で成形品にバリが出ているとします。そのバリを、成形後に一行程設けて修正するとします。
でも、金型のどの部分が原因であるかがわかれば、金型を修正してそのバリをなくせば新たに工程を設けなくてもよいわけです。
どちらが生産性がいいか一目瞭然ですよね。

故に、射出成形に携わる者として、金型の知識は必要不可欠であるといえます。

 今回はその「金型」について少しだけ触れてみたいと思います。
専門外のことではあるので、あまり詳しくは説明できませんが、簡単に説明したいと思います。

金型の必要条件

 成形品の品質、コスト、生産性は金型によって大きく左右されます。
では、どのような金型がよいのでしょう?下に挙げてみました。

 1 成形条件が出しやすいこと、そしてそれを安定して維持できること

   ゲートの位置、大きさ、スプール、ガスベンドの有無などによって、成形品は変化します。
   たとえば、ショートモールドが出るので出なくなるまで射出圧をあげるとバリが出る、寸法が大きくなる…
   そういった場合は、金型に何らかの原因があることが多いのです。

 2 成形品の精度にばらつきが少ないこと

   ガラス繊維の入った樹脂などは、成形条件では寸法精度の変化がほとんど影響されません。
   金型によってほとんど決まってしまいます。

 3 長期間連続して成形できること(耐久性・保守性がよい)

   良品が成形できていても、量産に入るとすぐに金型が摩耗したり、故障したり…
   すぐ不良が出るようになってしまうようでは困ります。

金型の構造1
金型各部の名称

…スタンダードタイプを例に挙げてみます。

1 固定側取付板
2 固定側型板
3 可動側型板
4 受け板
5 スペーサブロック
6 エジェクタプレート(上)
7 エジェクタプレート(下)
8 可動側取付板
9 コア

10 ロケートリンク
11 スプルーブッシュ
12 ガイドピン
13 ガイドピンブッシュ
14 スプルーロックピン
15 エジェクタピン
16 リターンピン
17 ストップピン

金型の構造2
コールドランナー
 スタンダード金型(2プレート)(2枚構造)
 3プレート金型(ピンポイントゲート型)(3枚構造)
 (主に一個取りに使われる)


ランナーレス

 断熱ランナー(インシュレーテッドランナー)
 ホットランナー


特殊金型

 割り型スライドコア
 ネジ型ほか
 (主に多数個取りに使われる)


SanplastiC.plc.
〒399-7412 長野県松本市保福寺町81−4 tel : 0263-64-3110 fax : 0263-64-3262 mailto:sanpla-hp@sanplastic.co.jp

copyright (c) 2010 sanplastic.